古銭買取おすすめ比較ランキング

古銭買取おすすめ比較ランキング

普段の生活ではあまり目にすることのない「古銭」ですが、テレビなどで高額になるものがあるということは、なんとなく知っているという方も多いのではないでしょうか。

「古銭」というのは、いわゆる今も流通している、使用できる「旧デザインのお金」ではなく、その大部分が今はすでに使用できなくなっている貨幣です。

その価値は様々で、古いがゆえに貴重なもの、発行枚数が少ないものと、希少なものにはかなりの高額がつきます。

また、日本のものだけでなく、外国の古いコインも古銭に入ります。

中国のものなど、中には高額となっているものもあります。

一見その価値を見出すのは難しいかもしれませんが、買取に出してみるとまさかの高額となるものもあるのです。

そんな夢のある古銭ですが、実際に買取に出すにはどのような業者へ依頼すべきか迷ってしまうこともあるでしょう。

今回は古銭買取でおすすめの業者、また各業者の特徴についてご紹介します。

目次

古銭買取おすすめ業者4選

手元にある古銭を売りたいけど、一体どうすれば良いのか分からないという方も多いと思います。

フリアやオークションサイトに出品するというのも良いかもしれませんが、古銭は思いがけなく高額になるものもあり、知識がなければ価格を判断するのが難しいアイテムです。

そんな時には、専門の買取業者を利用することをおすすめします。ここからは古銭を売る際におすすめの古銭買取業者を4社紹介いたしますので、参考にしてみてください。

おすすめ①古銭買取最大手、圧倒的な知識量!古銭を売るなら「バイセル」。

古銭買取最大手、圧倒的な知識量!古銭を売るなら「バイセル」。
運営情報詳細
運営会社株式会社BuysellTechnologies
サービス名バイセル
電話査定0120-542-668
対応買取方法宅配買取・店頭買取

古銭買取の最大手、圧倒的物量の古銭商との連携による豊富な知識をもつバイセルでは、年代不明のコイン、価値があるかわからないコイン、削れなどの破損や汚れなど、くすみのあるコインの査定も可能です。

記念コインなどでケースを紛失したものも相談できます。査定も無料なので、気軽に利用することができます。

また、思い切って査定に出したものの、やはり買取を中止したいという場合も安心のクーリングオフがあり、8日間であれば返品可能です。

「お客様相談室」を設置しており、不明なことや不安な点もすぐに相談することができます。24時間365日通話料無料で電話受付を行っており、思い立った時にすぐ利用できます。

電話以外にメールやチャットでの対応も行っているので、いつでもどこからでも気軽に利用することができます。テレビCMでもよく目にするバイセルは、大手口コミサイトでも高評価を誇っている安心の買取業者です。

キャンペーンが開催されていることもあるので、キャンペーンを利用すると大幅な買取アップも期待できます。

おすすめ②買取実績600万点突破!高い査定力に定評のある「福ちゃん」

買取実績600万点突破!高い査定力に定評のある「福ちゃん」
運営情報詳細
運営会社株式会社REGATE
サービス名総合買取【福ちゃん】
電話査定0120-947-295
対応買取方法出張買取・宅配買取・店頭買取

福ちゃんは古銭の買取において、高い査定力に定評があります。査定の際に気になる査定内容の内訳までしっかりと、納得いくまで説明を行う安心取引を行っています。

経験豊富な査定員や女性スタッフが対応しており、初めて利用する際には少しハードルの高い古銭買取ですが、安心して申し込むことができます。

査定料や宅配査定の際の送料、出張査定の出張料といった手数料が無料なので、気軽に利用することができます。福ちゃんは、600万点を超える買取実績を誇っており、古銭買取の際に一番重要となる相場観も安定しています。

古銭は蔵や古い建物から見つかる場合もあるため保管状態が悪いものもあります。しかし、福ちゃんでは汚れや錆などがついているものでも査定を受けることができます。

外見と実際の価格が必ずしも伴わないというのが「古銭」の買取です。思いがけなく高額となるアイテムも存在しますので、迷った場合には豊富な知識と鑑定眼を持つ福ちゃんへ任せると安心です。

査定後の買取キャンセルにも対応しており、買取不成立の場合でもキャンセル料や査定料がかからないのが嬉しいポイントです。始まりから終わりまで全て女性スタッフが応対を行う出張買取レディースプランがあるので、女性でも安心して出張査定をご利用いただけます。

一部地域では出張買取がネットで予約が可能なので、思い立ったらすぐに予約をすることができ、無料WEB査定を利用することで事前に大まかな価格が把握できるのも便利ポイントです。 クーリングオフも対応しているので、さらに安心して利用することができます。

おすすめ③買取が難しいアイテム、海外古銭もお任せ、「Good Deal」

買取が難しいアイテム、海外古銭もお任せ、「Good Deal」
運営情報詳細
運営会社株式会社HAPPY PRICE
サービス名出張・宅配買取のGood Deal
電話査定0120-426-734
対応買取方法出張買取・宅配買取・店頭買取

Good Dealには豊富な販売ルートがあります。グローバル規模での情報を保有しており、タイムリーな相場を把握しています。そのため、良い金額での買取が可能となっています。

国内外に展開する販売ルートを持っているので、海外の古銭にも強いということが特徴です。古銭というのは必ずしも良い状態のものばかりではなく、損傷の大きいものも多く見られます。

実際に、なかなか買取が難しいものも存在しますが、Good Dealではまとめて売却することで、単体で評価をつけるのが難しいものであってもまとめて査定を行い、全体として価格価格をアップすることが可能なのは嬉しいポイントです。

土日祝日も対応の電話受付で、思い立った時にすぐに利用することができます。気軽なLINE相談もできるので、簡単な質問なども気軽に行えるでしょう。

AI買取ロボで手軽に査定を行えるシステムも導入していて、24時間365日受付を行っていますので、手元にある古銭がどれくらいなのかと疑問に感じた時にすぐに利用することが可能です。

買取に必要なものは本人確認書類だけですし、安心な店頭買取だけでなく箱に詰めて送るだけの宅配査定、古銭一枚からでも利用できる出張査定など、様々な生活スタイルに合わせて便利に利用できるのがGoodDealの特徴です。

Good Dealは累計買取金額900億円以上という実績豊富な株式会社HAPPY PRICEの運営で、査定員の査定品質はもちろん、接客品質業界トップクラスを誇ります。

初めての方でも安心して利用できる無料査定を行っていますので、気になったら時間や場所を気にせず、まずはLINE相談やAI買取ロボをご利用ください。

おすすめ④無店舗出張査定で経費削減、「買取プレミアム」で高価買取

無店舗出張査定で経費削減、「買取プレミアム」で高価買取
運営情報詳細
運営会社株式会社BuySell Technologies
サービス名買取プレミアム
電話査定0120-542-669
対応買取方法出張買取・宅配買取・持ち込み買取

買取プレミアムは無店舗出張型です。店舗を持たないことで、テナント費用や人件費といったコストを徹底的に削減しています。

経費がかからない分、良い評価の買取を実現しています。

また、ITを駆使した販売線路が強みで、国内の業者専門市場やECサイト、さらには海外のオークションなど国内外を問わず、幅広い販路を開拓しています。

このことから常に最大収益を見込めるので、査定額のアップに繋がっています。日々変動する古銭の市場価格や販売実績などを全てデータベース化しており、そのビッグデータを作り上げています。

これらが納得価格での買取価格へと繋がっているのです。

買取実績のデータをしっかりと把握しているので、汚れているもの、錆、破損が生じているもの、一見して買取の難しいようなものでも、しっかりと査定を行うことができます。

古銭は元々が古いものである上に、しっかりと管理された状態でなく、古い建物や蔵などから出てきたようなものは状態がよくないものもあります。しかし、そのような中に高額となるものが眠っている可能性も大いにあります。

買取プレミアムでは、そのような貴重なアイテムも見逃しません。大量に持ち込まれた場合でも、一つ一つ丁寧に鑑定を行い高価な古銭も見逃しません。

さらには、買取査定に伴う出張費用、査定費用は一切必要ありません。

万が一査定金額に納得いかなかった場合や、買取をやめたいという場合でもキャンセル料不要で取引を中止することができるので、少しでも「どれくらいの価値があるのか」と気になった場合は気軽に相談することができます。

代表的な古銭の買取相場表

代表的な5つの古銭の買取相場を下記表に並べてみましたので、参考にしてみてください。

古銭・硬貨の種類買取相場
日本古銭(一圓銀貨・50銭銀貨・一分銀etc.)4万3千円
明治6年 旧5円金貨16万8千円
オーストラリア 十二支100ドル金貨 2000年13万2千円
皇太子殿下御成婚記念金貨86万円
中国古銭4点セット108万9千円

相場感はどうきまる?

古銭と一言で言っても日本のもの、海外のものなどたくさんの種類があります。現在では使用できないものもあれば、意外に使用できるものなども存在します。

使用できるものは銀行で換金することができますが、この場合は額面通りの価格になります。古銭の買取相場は、コレクターの多い貨幣や発行枚数の少ない年号、素材などによって価格が異なります。

コレクターの多い貨幣12選を紹介

現在、コレクターの多い貨幣には以下のものがあります

1.記念硬貨

国家的な出来事などを記念して発行される貨幣です。

出来事以外にもシリーズ貨幣として文化遺産などを主題とするものなども展開されています。

2.金貨

金素材として作られた貨幣です。

最古のものは紀元前7世紀ごろのリディア王国で鋳造されたと言われ、日本では豊臣秀吉が鋳造した天正大判が有名です。

3.銀貨

銀を素材として鋳造された貨幣です。

金貨・銅貨とともに世界各地で流通しており、様々なものが存在します。

4.銅貨

銅を素材として鋳造された貨幣です。

銅は卑金属であり、鉄や錫などに対して酸化しにくいとされていました。錫との合金である青銅は古くから武器や装飾品として使用されていたため、精錬法も周知され、身近な金属でした。

ただ耐食性には優れてはいたものの、価値としては金や銀と比べて大きく劣るため、補助貨幣としての性質が多かったようです。

5.大判

大判とは、金の塊を叩いて薄く大きく広げた楕円形の貨幣です。

一番古い大判は天正大判で豊臣秀吉の名で鋳造されました。後藤四郎兵衛家の家系の職人だけが作ることを許可され、それが正式のものの証として後藤家の墨書きがされています。

大量生産に向かない製法のため多くを作ることができず、恩賞や贈答のために使用される特別な貨幣です。     

6.小判

小判は1500年代後半から江戸時代にかけて徳川家康の名で鋳造されました。

大判とは異なり、広く流通させることを目的として発行されたもので、手書き墨書きではない極印で作られています。

7.丁銀

丁銀は主に商取引用として室町時代後期から明治維新までに流通した銀貨です。

海鼠形で重さは40匁とされていますが、必ずしも一定量ではないため、豆板銀と組み合わせて一定量として封包し、用いられていました。

「常是」「寶」「大黒像」の極印が打たれており、慶長6年以後、幕末までに11種類の丁銀が作られています。

8.貿易銀

貿易取引専用に発行された大型銀貨です。

アメリカ合衆国、日本、イギリスにおいて発行された通常の大型銅貨とは別に貿易取引専用として使用されたものを指しますが、日本では1875年より発行された「貿易銀」と表記された銀貨を指します。

メキシコ銀貨など、世界市場で流通した1ドル銀貨と同サイズの洋銀貨全てを指す場合もあります。

朝鮮貿易に用いられた人参代往古銀や幕末に鋳造され、短期間で使用が停止された安政二朱銀、銀貨ではないのですが長崎貿易銭などがあります。

9.豆銀

豆板銀とも呼ばれています。

江戸時代に丁銀に対する小額貨幣として流通した銀貨で、秤量貨幣の一種です。通称は銀玉です。

10.露銀

豆板銀と同じ用いられ方をしていた秤量銀貨です。

豆板銀の中で特に小粒のもの、0.1匁から0.3匁、現代では1グラム以下のものを露銀と呼び、わずかな目方の調整に用いられました。

表面には「常是」「寶」に加えて、慶長・享保銀以外には「元・宝・永・文・保・政」と銀品位を表す文字極印が打たれています。

片面もしくは両面に大黒像の極印が丁寧に打たれたものも存在し、これは恩賞や贈答用として作られていました。

11.エラーコイン

穴の位置がズレていたり穴が空いていなかったりといった、何かしらの「エラー」が見受けられるものを指します。

当然、エラーコインが発生する確率は極めて低く、エラーが発生しても流通前の点検で回収されるため、市場に出回ることはごく稀であるために希少価値があると言われています。

高く売れる古銭の4つの特徴

刻印が鮮明な古銭

刻印が鮮明な古銭は良い評価がつきやすくなります。

刻印が鮮明ということはもちろん、状態が良いといことにもつながり、いつ鋳造されたのかも判別できるため、その時代が明確で価値をしっかりとつけやすいということです。

エラーアイテム

エラーコインや印刷ミスなど、通常では出回っていないものは額面以上の価値がつきます。

穴の位置がズレていたり、穴が空いていないものは高額のアイテムです。

特殊な旧紙幣

紙幣ナンバーがゾロ目のものや続き番号のものなどは高額となる場合があります。

希少価値の高いもの

希少価値の高いものには良い評価がつきます。

希少性にも二種類あり、そもそもの発行枚数が少ないもの、時代背景に翻弄され、現存枚数が少ないもの、そして古さゆえに現存枚数が少ないものがあります。

「天正菱大判金」は、数億の価値があると言われています。この大判は1588年に豊臣秀吉が贈答儀礼のために造らせたもので、その歴史的背景からも価値があります。

大判で現在確認されている枚数は6枚になり、そのうち5枚は貨幣博物館や東京国立博物館などに収蔵されています。残りの一枚は、2015年のスイスのオークションにて1億4300万円で落札されています。

「天正菱大判金」の発行枚数は40,000万枚と言われているので、まだどこかに眠っている可能性はゼロではありません。

古銭を買取査定に出す時の5つの注意点

汚れを落とさないようにしましょう

買取に出す際には、通常であれば汚れを落として、できる限りきれいな状態にして査定に出すということが常識です。しかし、古銭の場合はこの限りではありません。古銭を査定に出す場合には汚れていても洗わず、そのままの状態で一度相談してください。

古銭には歴史があります。長い年月を経過した歴史や風合いが大切な場合もあるのです。

また、多少のお手入れを行う場合には、その素材に合わせた適切なお手入れを行いましょう。金貨は金属の中でも高度が低く、磨耗しやすい素材です。そのため、磨いてしまうことで傷や破損を起こす可能性があるので、金貨は磨かずそのままの状態で査定に出しましょう。

金は科学的にも安定した素材なので腐食や錆がなく、無理をして磨く必要もありません。どうしてもという場合には、柔らかい布で拭う程度にしておきましょう。

銀貨は歯磨き粉や研磨剤の入ったクレンザーと歯ブラシで優しく磨き、水洗いを行うと良いでしょう。粗めの研磨剤の場合は傷をつけてしまう恐れがあるので、基本的には優しく行うようにしましょう。銀は酸化しやすい素材です。

銀専用のクロスなどを用いて磨くと、変色が落ちやすくなります。銅貨の錆は酢に5分程度浸すことで落ちますが、浸しすぎないように気をつけてください。

クエン酸や重曹を用いることもできます。紙幣の場合は破れてしまう恐れがあるので、そのまま査定に出すことをおすすめします。

複数の買取店にて査定を受ける

古銭に限ったことではありませんが、相見積もりを取るということは大切です。

ですから複数の業者に査定を依頼して、比較してみましょう。

今はネットで簡単に事前査定などが行える業者がたくさんあるので、依頼してみると良いでしょう。

無料査定や簡易査定でも、大体の価格帯の把握になります。

買取店舗に持ち込んだ場合でも、ある程度の相場感がないと決め手に欠けるという点もあります。

また、事前にネットやラインで査定を行っておけば、最も高く売れる業者を選び時間の短縮にもつながるので効果的です。

実にたくさんの買取業者があり、どこを選べば良いのか選択が難しいですが、買取価格、キャンペーン、送料や手数料などをしっかり検討すると良いでしょう。

関連物・付属品があれば一緒に査定

例えば、そのアイテムの鑑定書があればそれも一緒につけましょう。

保管されていた専用の箱やケースも重要な付属品です。

かさばるから古銭だけを送るのではなく、付属品、関連アイテムは全てセットにすると査定アップの大きなポイントになる場合があります。

シリーズで展開されている記念コインなども、セットで査定に出すと良いでしょう。

まとめて査定依頼

古銭を一枚だけ査定に出すのではなく、いくつかのアイテムをまとめて依頼することで、査定額がアップすることがあります。

買取業者にもよりますが、古銭以外にも様々なジャンルの買取を行っている場合は、ジャンルにまたがっての査定を行うところもあるので、利用すると良いでしょう。

例えば、蔵や古い建物から大量に古銭が出てきた時、きれいなものだけを査定に出すのではなく全てまとめて依頼しましょう。

外見的に汚れている、傷んでいる、破損しているからと捨ててしまわないようにしましょう。

そのような中に、貴重となっているものが眠っていることがあるのです。

一見価値がないように見えても、プロの鑑定士が鑑定すると結果が変わるということも多々あります。 実際に単体では買取の難しいようなものでも、まとめることで全体として評価をして、結果的に買取価格がアップするということもありますので、どんな場合でも一度相談してみましょう。

早めに査定を受ける

「古銭」=古いものだからと言っても、手放す時には、できるだけ早めに決断することをおすすめします。古銭をコレクションしていた場合に、あまり興味がなくなってきたのであれば、その時点で買取査定に出しましょう。

例えば、コレクションを引き継いだものの、興味がない場合でも同様です。なんとなく保有している状態なのであれば、思い切って査定に出してしまいましょう。

実際に手元に所有していたからと言って、価格が大きく上昇するということはあまりありません。逆に自宅保管しておくことによって、適切な環境でなかったら素材は劣化してしまいます。

近年では、古銭のコレクターが減少傾向にあるため、古銭の価格も下落傾向が見られます。そのようなことからも、必要がなくなったのであれば、早めの査定をおすすめします。

また、蔵や古い建物から思いがけなく見つかったアイテムは、特に早めに査定に出しましょう。

コレクションされてた物とは違い、状態がよくないと想像されますので、できれば早急に適切なお手入れを行った方が良く、自宅にそのまま放置していると価値が下がってしまう可能性があります。

古銭買取に関するFAQ

古銭はどこで売れるのですか?

「古銭=お金」なのですが、そもそも「お金」を売買してもいいのかと悩むこともあるでしょう。

「お金」となると少し戸惑ってしまいますが、「古銭」とは現在流通している通貨よりも前の世代の効果や紙幣のことを指しています。

古銭とは、要するに「今は使用されていないお金」です。

そのため、額面通りの金額とは限りません。

ただし現在発行されていない昔のお金であっても、一部では今でも使用可能なものや銀行で交換ができるものもありますが、この場合には額面通りの評価となり、銀行では手数料も必要になります。

オークションやフリマ、リサイクルショップでも現金化は可能ですが、その価値を判断するのは非常に難しいため、できれば古銭専門の鑑定士のいる買取専門の業者に依頼すると良いでしょう。

古銭は磨くと価値が下がるって本当ですか?

その可能性が高いです。

特に古銭は古いものであるため、状態が劣化している場合があります。

そのようなものを、ゴシゴシ磨いて無理に汚れを落とそうとすると傷がついてしまいます。

ただし、傷がつかないように磨けるようであれば、価値が上がる場合もあるので、もし汚れがなく曇っている程度であれば、傷をつけないように優しく磨きましょう。

いつ頃からのお金を古銭と呼ぶのですか?

実は、これといった定義が「古銭」にはありません。

「現在では使用できないお金」としてとららえられている部分が大きいのですが、実際に今でも使用可能、換金可能なものでも「古銭」として扱われている場合もあります。

「古銭」の始まりは江戸時代前期です。

「寛永通寶」の流通が始まり、それまでの流通していたお金が廃貨となったことにより、古銭の取集が始まったと言われています。

同じ種類の古銭でも年号によって価格が変動しますか?

たとえ同じ種類の古銭でも、年号によって発行枚数が異なるため、その価格は大きく変動します。

その発行枚数や、現存枚数は時代背景を大きく反映していることもあり、当然ですが流通枚数が少ないものは価値が高くなります。

古銭は宅配便で送ることができますか?

法律で、「現金」は現金書留でしか取り扱うことができないため、宅配便で送ることはできません。

しかし、「現金」ではない「古銭」や「海外通貨」は宅配便を利用することができます。

「古銭」といっても様々な種類があるため、そのアイテムによって扱いが異なってきます。

・現在通貨として使用できる古銭

現金書留

・金や白金などの貴金属で造られている外国の古銭

一般書留

・現在も通貨として使用できる外国の古銭

普通郵便・一般書留・簡易書留

・通貨として使用できない古銭

普通郵便・一般書留・簡易書留

となっています。

そのため、古銭の買取においては出張査定や店頭買取が主流となっています。

古銭を宅配査定を行う場合には業者と相談を行い、アイテムや補償などをしっかりと確認して行うと良いでしょう。

世界で最も希少価値のある古銭は?

現在、世界で最も高額となった古銭は、「フローイングダラー銀貨」です。

この銀貨は1794年にアメリカ合衆国で発行されました。

その価格はなんと一千万ドル、12億円です。

しかも金貨ではなく銀貨なので、地金価格では1000円程度のものです。

しかも、1794年はそんなに古いものではなく、今から200年少し前のものです。

「お金」の歴史から考えると、ほんの最近のものにこのような高額がついた理由は、アメリカ合衆国の貨幣鋳造所のオープンが1792年で、最初の2年間は試鋳貨と呼ばれ試作品と銅貨しか製造されていませんでした。

つまり、この「フローイングダラー銀貨」はアメリカにおいて最初に発行された1ドル高価であり、銀貨とされているのです。

発行枚数が少なく、現存する枚数も120枚程度で、その中の状態の良いものにこの高額がつけられました。

人類は紀元前の時代から「お金」を使用してきました。

その時代と、デザインこそ変化したものの同じような貨幣制度を今も私たちが利用しているということに時代の連鎖性を感じます。

「古銭」はその時代に想いを馳せることのできる、ロマン溢れるアイテムです。

金貨や白金貨と言った素材そのものに価値のあるものもありますが、存在そのものに価値のあるというところに、コレクターの収集欲を駆り立てるものがあるのです。

外国の古銭のデザインなどでは、その時代を想像することができます。

今でも額面通りに換金されるものもあれば、その存在自体がすでに「芸術」的であり「歴史的価値」のあるものもあり、そのようなものは高額で取引されています。

そもそも流通さえしないものもあるので、もし古い蔵などからこのようなものが見つかれば夢のような話です。

「古銭コレクター」で、すでにコレクションされている方も多いと思いますが、古い家の掃除や解体で思いがけなく大量の「古銭」を発見した際には、状態の良し悪しに関係なく、信頼できる買取業者に持ち込むことをおすすめします。

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